体のケアを足から診なくてはならない理由をご説明します。家が傾いたら、土台から正すという考え方が当たり前におこるように、人間の体も土台である足のバランスを整えてから、体全体のバランスを整え、ケアしなくてはなりません。
足が弱くなると、体全体のバランスが下から崩れていきます。
まず一番最初に崩れるのが腰です。次に背骨のアーチが崩れ、最後は首にきます。
良く腰を痛めたり、首を痛める人は足の筋力が弱り、バランスを崩すことで、体を支えることが出来ず、その状態が長く続くことにより、本人が気が付かないうちに、腰椎の角度が変わり、背骨の位置がずれ、首の位置がずれます。

本来、人間の正しい姿勢とは背骨がS字カーブを描きます。
このS字カーブにより人は体のバランスを保っています。
←(図参照)
この人間特有のカーブは、運動したときの衝撃を和らげるクッションの役目をしたり、体のバランスを保つために大切な役割をしています。
しかし、このS字カーブは、土台である足が弱ると、正しい姿勢が保てなくなり、背骨のアーチが描けなくなります。そうなると、体全体のバランスが崩れてしまいます。
これをケアするには足のバランスを整えてから上部を診なくては意味がありません。土台が崩れている状態で、上の部分をいくらケアしても、体の歪みなどはすぐに戻ってしまうのです。
人間の体は全てバランスで成り立っています。
筋肉と骨のバランス、骨と神経のバランス。このバランスが全て整わないと、
体をケアすることは出来ません。
そして、このバランスが少しでも崩れると、体に様々な障害をおこし、
ケガなどを起こしやすい体になってしまうのです。
ほとんどの方は、ほんの少しのバランスの崩れで、色々な症状に苦しんでいます。
一番大事なのは、自分の体は自分でケアするということ。
誰かに治してもらうという考えではなく、自分の体は自分で治すんだという
強い気持ちが必要です。
体というのはバランスさえ整えてやれば簡単にケア出来ます。
このことを知って頂きたいのです。
そして、この体のバランスを保つためには適度に筋力をつけることがとても重要です。
骨を支えているのは筋肉と腱だけですので、筋肉や腱が衰えてしまうと、
それだけでも、体全体のバランスが崩れてしまいます。
人間の土台である、足のバランスを整えてから、体全体のバランスを整え、
歪みを矯正し、適切な筋力でバランスを保つ。これが体をケアする本当のやり方です。
中川式ストレッチを実践して頂くと、自然と筋肉や腱が強化されていきますので、
体の歪みなどが解消されるだけでなく、正しい体のケアが出来ようになります。






